「メサイアが出会ったデュエリストたち」
TVタイトルのパクリ企画「メサイアが斬る」を全8回に分けてお送りしてきたわけなんですが、またまた新企画をやっちゃいます。
デュエル戦記の回想編、追憶編などとも関連したコーナーなんですが、その名も「メサイアが出会ったデュエリストたち」
…そのまんまな企画です。
まあ要するに1年を越えた戦いの中で、印象に残っているデュエリストさんたちをメサイア的に紹介、解説しちゃおうというコーナーです。
デュエリスト列伝とかぶりますが、こっちのほうは完全にメサイアの主観に沿った紹介ですので、独断と偏見に満ちております。
各パラメータは最高100。メサイア的判断でつけさせていただきました。ちなみにそれぞれのパラメータは、
パワー=高いほど攻撃的なプレイングを行う印象を受けたことを表します。
ディフェンス=高いほど守備的なプレイングを行う印象を受けたことを表します。
テクニック=高いほどコンボを重視するプレイングを行う印象を受けたことを表します。
ドロー=高いほど、メサイア的に引きがいいという印象を受けたことを表します。
タイプ=そのデュエリストがどのタイプに属するかを表します。タイプには以下の種類があります。
○ ファイター=パワー型デッキを主に扱い、殴り勝つことを目指すタイプ。
○ カウンター=相手の攻撃を受け流し、ヒットアンドアウェイで確実に攻撃をしかけるタイプ。
○ バランス=バランスの取れたタイプ。状況に応じたプレイングを行う。
○ オールラウンダー=どんなタイプのデッキでも扱えるマルチプレイヤー。
というわけで、何か問題のある記述が出ましたら、メールでご一報ください。
もしかするとモニター前のあなたも登場するかもね!?
10月17日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.17
「ネオ」
パワー | 95 |
ディフェンス | 32 |
テクニック | 70 |
ドロー | 94 |
タイプ | ファイター |
言わずと知れたメサイアの実弟にして生涯のライバル。究極のドロー力を持ち、何をも恐れず攻撃してくる天性のファイター。
もたもたしているとあっという間に決められてしまうため、カウンタータイプのメサイアとしてはなかなか相手にするのが苦しい相手。
ただし、押し込まれると途中でキレてすぐサレンダーするという弱点(?)も。
エクゾをはじめ、烏ハンデスやパワー型デッキなど、相手が嫌がるデッキばかりを好んで使う勝利至上主義者である。
彼の紹介をもって、このコーナーを終わりたいと思う。
10月12日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.16
「かっぺ」
パワー | 71 |
ディフェンス | 65 |
テクニック | 74 |
ドロー | 68 |
タイプ | バランス |
風デッキをスタンダードの位置まで高めた風の使い手。
その腕は確かで、スタンダードを使わせても隙のないプレイングを行う。
メサイアとの対戦回数はわずかだが、キラスネ召喚→自分チェーン激流葬→遺言状使用→リリー召喚ダイレクト、で余りにも華麗に瞬殺された記憶は、僕の脳裏にコンボというものの恐ろしさを叩き込んだ。
ひょうひょうとした態度で大技を繰り出す、恐るべしデュエリストが彼、かっぺなのだ。
10月11日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.15
「遊介」
パワー | 67 |
ディフェンス | 72 |
テクニック | 76 |
ドロー | 83 |
タイプ | オールラウンダー |
ぐりんぐらす不動のランカーにして、水HPの常連中最強との呼び声も高い強豪デュエリスト。
様々なデッキを操り、そのどれもがハイレベルなのはさすがの一言。
卓越した心理テクニックと駆け引きは、テレポ氏をして「最強」とまで言わしめた腕前。
特にハンデスにおける手札キープテクニックは、非常に見習うべき点が多いプレイングである。
もっと上に行きたいと願ってやまないデュエリスト諸君は、彼のデュエルを一見することをオススメする。
10月10日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.14
「はるま」
パワー | 80 |
ディフェンス | 74 |
テクニック | 57 |
ドロー | 85 |
タイプ | バランス |
ご存知ぐりんぐらすの管理人まりしゃんの夫にして、マゼゴンと並ぶぐりぐら二大巨頭の一人。
さすがにぐりぐらでの戦績は凄まじいものがあり、3000戦以上をこなしながら8割の勝率を残しているのは彼だけだろう。
マゼゴンとは互いが互いに一目置く仲である。達人は達人を知るといったところだろうか。
非常にドローを重視し、手札をためてから一気に叩くという戦法を得意とする。伏せを恐れないその豪胆ぶりは、決して生粋のファイターにも劣らない。
ぐりんぐらす経営という立場から、公の場所で戦うことはないだろう彼の強さが大会で発揮されることは残念ながらないだろう。
数々の大会で自信をつけた猛者たちに、僕はこう伝えたい。
「上には上がいる」と。
10月8日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.13
「ピピン」
パワー | 86 |
ディフェンス | 55 |
テクニック | 63 |
ドロー | 80 |
タイプ | ファイター |
ぐりんぐらすでその実力を如何なく発揮していた強豪デュエリスト。
その腕は言うに及ばず、あらゆる敵を瞬殺する豪腕の持ち主である。
彼の強さを支えているのは、相手の伏せカードに怯えることのないそのメンタル力。
「伏せは発動させてしまえばいい。裏守備は殴り倒してしまえばいい」の言葉通り、何者をも恐れない勇気が勝利を呼び込むのである。
時折見せる神がかったドロー力も、彼の精神力がなせる業なのかもしれない。
10月7日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.12
「いおりん」
パワー | 64 |
ディフェンス | 62 |
テクニック | 73 |
ドロー | 79 |
タイプ | オールラウンダー |
10支部の強豪デュエリスト。かつては広島組の一員としてその豪腕を振るっていた。
メサイアとの付き合いも古く、彼の新デッキには常に驚かされてきた。
あらゆる1キルデッキを操るその発想には、常人を寄せ付けぬものがある。スタンダードを越えたいおりんスタンダード。
既存の常識にとらわれないそのデッキの全貌が明らかになるのはいつのことだろうか。
10月6日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.11
「ツボコシ(PP)」
パワー | 80 |
ディフェンス | 62 |
テクニック | 58 |
ドロー | 73 |
タイプ | バランス |
10支部で出会ったデュエリスト。10支部最強の一人とも噂される強豪。スタンダードを高いレベルで操るその実力は、もはや誰もが認めるところである。
意外と知られていないが、レッサー・デーモンをスタンダードに取り入れたのはおそらく彼が初めてであろう。
常に進化を求めると同時に、時代に流されない自分らしさをも備えた一流の決闘者である。
メサイアとの長い戦いには、まだ終止符は打たれていない。
10月5日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.10
「テレポ(TaMi)」
パワー | 61 |
ディフェンス | 76 |
テクニック | 72 |
ドロー | 68 |
タイプ | カウンター |
古くはマジック・ドレイン普及協会の初代総帥にして、現在はチーム陽炎を率いる強豪デュエリスト。色々な意味でネットOCG界に与えた影響は計り知れない。
スタンダードドレインデッキや偵察ロードなど、オリジナルのデッキを多数所持するデッキメイカーであると同時に、デュエルのほうもさすがの腕前。
獲物を狙うハンターのような鋭さは、カウンターの使い手として彼が一流であることの証である。
10月4日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.9
「すぎっち」
パワー | 62 |
ディフェンス | 73 |
テクニック | 80 |
ドロー | 61 |
タイプ | オールラウンダー |
10支部チャットで知り合ったデュエリスト。あらゆるHPで名前を知られているので、ここでわざわざ紹介するまでもないほどの大御所。
OCG暦はvol.1からだとか。当然の如く腕は超一流だが、彼の真の実力はデッキ構築においてこそ表れる。
かの有名な制限前の1キル機械のレシピを最初に作ったという話や、悪夢の蜃気楼発売以前からその効果に目をつけてターボサイクルを創生したという話は有名だ。
発売当日に悪夢の蜃気楼を利用して彼が作ったターボサイクル試作品と、僕が作った1キルデッキ破壊での激戦は、制限更新後の現在となっては古き良き思い出となっている。
メサイアとも長い付き合いであり、現在もなお決着はついていないライバルの一人、それがすぎっちなのである。
10月3日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.8
「ボブ」
パワー | 73 |
ディフェンス | 59 |
テクニック | 70 |
ドロー | 90 |
タイプ | バランス |
チーム死去最強の初期メンバーがムーに、幻影、委員長。の三人なら、第2期メンバー最強デュエリストともいえるのが彼、ボブである。
突然ぐりんぐらすに現れた彼は、当時ぐりぐらで名を馳せていたマゼゴン、はるま、ツボコシなどを押しのけ、あっさりと2週連続でTOPの座に輝いた。
その他にも、チーム死去杯での優勝など、輝かしい実績を引っさげてOCG界に彗星の如く登場したボブが、超一流のデュエリストとして認知されるのに時間はかからなかった。
幻影に並ぶハンデスの使い手として彼の名は歴史の一ページに刻まれることだろう。
しかし、チーム死去解散後、ボブはOCG界から忽然と姿を消した。その行方は杳として知れない。
10月2日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.7
「マゼゴン」
パワー | 55 |
ディフェンス | 78 |
テクニック | 85 |
ドロー | 97 |
タイプ | カウンター |
今さらここで紹介するまでもないだろう、ぐりんぐらすbPデュエリストにして、史上最高のカウンターパンチャー、それがマゼゴンである。
緻密に計算され尽くされたオリジナリティあふれるデッキは、強さと個性とも見事に融合させた芸術作品。通称”マゼハンデス”に、数多くのデュエリストたちが挑み、散っていったことは周知の事実である。
その人間力の賜物ともいえるデスティニードローから繰り出される華麗なコンボの連続と、相手の攻撃を受け流す軽いフットワークは、もはや絶後といってもいいほどの破壊力を秘めている。
ここでいちいち語るよりも、ぜひぐりんぐらすに赴くことをオススメする。
運がよければ、それまであなたが体験したことのない”最強”の二文字に出会えるかもしれないから。
10月1日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.6
「かな」
パワー | 78 |
ディフェンス | 64 |
テクニック | 62 |
ドロー | 75 |
タイプ | バランス |
ぐりんぐらすを代表する女傑。スタンダードはもちろん、ネクロやビッグバンなど、多彩なデッキを操る。
非常に先を読むプレイングが巧く、特に相手の伏せを見抜く洞察力は、他の追随を許さない域に達している。
「伏せはサイクロンですね♪」と言われ、何でわかるの!?と驚愕しながらも「どうでしょうね(笑)」と返した思い出は数知れない。
まさに「番兵要らずのかな」といったところであろう(ネーミングセンスなし)。
9月30日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.5
「ウッディ」
パワー | 76 |
ディフェンス | 72 |
テクニック | 70 |
ドロー | 68 |
タイプ | オールラウンダー |
チームスターダスト現リーダーにして、あらゆるデッキを操る当代きってのオールラウンダー。
常に状況を把握した緻密なプレイングから繰り出される攻撃と守備は、どちらもハイレベルである。
「カードのページ」では、チーム死去やチームメイトのゆうむと共にメサイアを鍛え上げてくれた、いわばライバルにして師匠のような存在。
その実力を垣間見せた、チーム死去杯でのムーにとの死闘は記憶に新しく、今でも思い出すたびに震えが走るほどだ。
彼と対峙した者は、「いつの間にか負けている」という貴重な経験することになり、己が未熟さを思い知るだろう。
9月29日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.4
「ゆうむ」
パワー | 90 |
ディフェンス | 49 |
テクニック | 73 |
ドロー | 61 |
タイプ | ファイター |
チームスターダストを支える大黒柱の一人。属性デッキを操り、特に水デッキはスタンダードにも勝るとも劣らない強さを発揮する。
しかし、彼の本当の実力は、いまだ謎のベールに包まれた1軍、超速攻デッキに秘められている。
メサイアとの付き合いも古く、死去とスターダストは共に切磋琢磨しながらOCG界の荒海を生き残ってきたといっても過言ではない。
知り尽くした相手ながら、それ以上の不気味さを常に秘めた屈指のファイター、それがゆうむなのである。
ほのぼのとしたその口調からは想像もつかないデュエルの切れ味も、実は剣道の達人というから納得。いつでも侍は勝負師なのだ。当然ながら実力は全国レベル(デュエルも剣道も)。
9月28日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.3
「委員長。」
パワー | 67 |
ディフェンス | 66 |
テクニック | 92 |
ドロー | 71 |
タイプ | バランス |
チーム死去初期メンバー最後の一人。ムーに、幻影とは友人であり、互角の力を持つデュエリスト。しかしその戦い方は三人の中ではもっとも異質である。
スタンダード、ハンデス全盛期に、アメーバと死のマジックボックスを用いて第一線で戦えたのはこの委員長。ぐらいだろう。
ACSでは惜しくも抽選漏れしてしまったため全国行きはならなかったが、もし出場していればムーに、幻影と共にトップを狙える位置にいたことは確かである。
二人と同じく、彼もまたOCGを去ってしまったため、その華麗なコンボを再び見ることは適わない。
コンボが多様化してきた現代OCGにもし彼がいれば、きっと我々が予想だにしないコンボを引っさげ、稀代のテクニシャンとして名を馳せることになっていただろう。
9月27日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.2
「ムーに」
パワー | 94 |
ディフェンス | 58 |
テクニック | 46 |
ドロー | 92 |
タイプ | ファイター |
三重県チャンプにして、チーム死去のリーダー。幻影とは県大会1,2フィニッシュを飾った猛者。
彼が扱うデッキは、何の変哲もないスタンダードである。彼独特のオリジナリティは加えられているものの、基本的にはごく普通のデッキといった感じだ。
しかしながら、彼はそのデッキを手に凄まじいまでの強さを発揮する。
かといって、何も特別なことはしていない。除去し、殴る。ただそれだけのことなのに、相手は常に後手に回らざるを得なくなり、結果敗北する運命にあるのだ。
それはボクシングで言うなら、ジャブからストレートという最も基本的なパンチの流れ。しかし、基本を制する者は世界を制すのである。
彼こそが、もっとも基本を極めた、言うなればキングオブスタンダードといえるのではないだろうか。
ハンデス魔法を嫌っていた彼が、ハンデス魔法を取り入れたスタンハンデスが主流である現在のOCG界を見たら何を思うのだろう。
OCGを引退し、もはや見ることはできなくなったその強さを、僕は今でも時々思い出すのだ。
9月26日
「メサイアが出会ったデュエリストたち」
vol.1
「幻影」
パワー | 72 |
ディフェンス | 87 |
テクニック | 64 |
ドロー | 76 |
タイプ | カウンター |
初めて訪れたOCG系HP、今は閉鎖された「カードのページ」で最初に出会ったデュエリスト。後にメサイアが所属することになるチーム死去の一員でもある。
ハンデスを使いこなし、特に精霊の鏡を使った徹底したハンデスぶりは、極悪の一言。
何度も挑み、そのたびに返り討ちにあった思い出は、今なお記憶の底に漂い続けている。
現在はOCGを離れたが、その強さは本物で、同じチーム死去のムーにと三重県1,2位を独占したほど。
メサイアが今でも勝てないと思うデュエリストの一人である。